借金を完済していても過払い金請求できる

借金を完済している人はもう借金のことは考えたくないと思っているかもしれませんが、過払い金が発生していて返還してもらえるかもしれません。過払い金は借金を完済した翌日から10年間は返還してもらえる権利が続いています。特に2009年以前にカードローンを利用していた人は、過払い金が発生している確率が高くなります。それ以前は法律で定められてる法定金利と、これ以上の金利を取ると法律で罰則を受けるという金利の間、いわゆるグレーゾーンと言われる金利でお金を貸している金融会社やクレジット会社が沢山ありました。

当時はそれがまかり通っていたのですが、現在では法律違反という事で請求すれば払いすぎていた利息は返還される事になったのです。請求する事が大切で、請求しないと金融会社から自主的に利息を取りすぎていましたと返還される事はありません。過払い金請求する為には過去に取引した記録が必要です。完済した人は明細書などの記録を破棄していることが多いので、金融会社に対して取引履歴公開の請求をしてどのくらい払いすぎていたかを調べる必要があります。

こういった金融会社との交渉をするのが面倒な場合や、本当に過払い金が発生しているかどうかわからないという時には、弁護士などに相談して代わりに交渉してもらうもの良いでしょう。こいった借金関係の相談は無料相談できるところが多い上に、弁護士の支払もお金が返還されてからで良いので初期費用不要で返還請求できます。