債務整理を依頼した場合の費用

依頼しやすい値段が魅力

過払い金とは払いすぎた利息です

time 2023/04/03

最近、過払い金を取り戻そうというTVCMが流れています。自分は大丈夫だろうかと気になった人も多いでしょうが、では、そもそも過払い金とは何なのでしょうか。過払い金とは、違法金利による貸し付けによって返済し過ぎた利息分のことです。金利は利息制限法という法律で上限が定められており、それによると元金10万円未満なら年利20%まで、元金10万円以上100万円未満なら年利18%まで、元金100万円以上なら年利15%までとなっています。

しかし、出資法というもう一つの金利の法律では、年利29.2%を超えた場合に刑事罰に処す(現在は年利20%に改正済み)としています。つまり、利息制限法の金利を超える貸付を行っても、出資法の金利を超える貸付を行わなければ罰則はありません。この法律の矛盾点によって、利息制限法から出資法までの範囲で貸付を行う貸金業者が横行し、過払いが発生したのです。ただし、刑事罰がないとはいえ法律に触れることに間違いはないため、利息制限法の超過分に関しては請求をすることで取り戻すことができます。

これを過払い金請求と言います。請求方法は、引き直し計算で幾らの払い過ぎが発生しているのかを確認し、請求書を作成、貸金業者に郵送します。その後、返済に応じれば返還請求は終了、応じない場合は訴訟を行うことになるでしょう。弁護士や司法書士に依頼して行ってもらうのが一般的ですが、債務者が自ら請求することも可能です。

知識、手間、時間、費用などを考慮して自分で納得できる手段を選択しましょう。個人再生とはのことならこちら

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